インプラントは、虫歯や病気または事故などで歯を失ってしまった場合に人工歯を埋め込む治療法です。
患者様のお口の中と全身の状態を踏まえた上で、インプラントが適しているかどうかしっかりと診査・診断を行いますので、まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。
入れ歯やブリッジと比べた時のメリット・デメリット
メリット
天然歯のようにものがしっかりと噛める
インプラントは顎の骨にしっかりと固定するため、天然歯のような良好な噛み心地が得られます。
自然な見た目
入れ歯のように固定装置が必要ありませんので、まわりの歯と比べても違和感がなく、自然な美しさに仕上がります。
他の健康な歯に負担をかけない
入れ歯の場合、クラスプと呼ばれる固定具を歯に付けるため、その歯の寿命を縮めてしまう恐れがありますが、インプラントではそうしたことがなく、他の健康な歯に負担をかけずに済みます。
デメリット
保険適用外
インプラントは保険適用外なので、保険適用の入れ歯と比べると費用がかかります。
外科手術が必要
インプラントを顎の骨に埋入するために外科手術が必要になります。
定期メンテナンスが欠かせない
治療後、定期メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎になり、長期使用が叶わなくなる恐れがあります。
当院で取り扱うインプラントについて
当院ではアメリカ製で世界的に高い評価を得ているZimmerBiomet(ジンマ―バイオネット)社のインプラントを採用しております。
人体になじみやすい
ZimmerBiomet社のインプラントは独自の表面構造を採用していて、埋入時に高い生体親和性を得ることが可能です。これにより、インプラント治療の成功率が高まります。
骨の状態により難しいケースでも対応可能
歯周病などにより骨の量・厚みが足りなくなっている場合、安全に治療が行えない場合がありますが、ZimmerBiomet社のインプラントの場合、こうしたケースでも適切に対応することが可能です。
当院のインプラント治療の流れ
初回カウンセリング
カウンセリングにてご要望などをお聞きした上で、インプラントの治療法について詳しくご説明させていただきます。また費用についても初回カウンセリングにてお話させていただきますので、不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
各種検査
口腔内検査やレントゲン検査(CT検査)などの各種検査を実施し、現在のお口の中の状態を詳しく確認します。
診査・診断・治療計画
検査結果をもとに、治療計画をご説明させていただきます。
インプラント手術
麻酔を実施した後、歯茎を切開して顎の骨にインプラントを埋入します。
翌日:消毒
1週間後:抜糸
1~4週間後:仮歯を作成します
2~4か月後:アバットメント取付、かぶせ物の型取り
被せ物の仮合わせ
借りの被せ物を入れて、噛み心地などをご確認いただきます。
1週間後:被せ物の装着
被せ物の装着被せ物の仮合わせから1週間後、最終的な被せ物を装着させます。
インプラントよくあるご質問
以前、歯周病と診断されましたがインプラントは可能ですか?
歯周病であってもインプラント治療を受けることは可能ですが、そのままの状態だとインプラントの持ちが悪くなるリスクが高いので、歯周病を治療してからインプラントの埋入を行います。
インプラントの前には必ずCTを撮るのですか?
CT検査では2次元のレントゲン画像で確認できない顎の骨の状態や神経の走行など、安心な治療に必要な様々な情報を得ることができるため、必ず撮らなければいけないというわけではありませんが、治療の成功を考えると撮影するのがベストだと言えます。
インプラント治療の後は腫れますか?
腫れに程度は患者様によって異なりますが、通常、時間の経過とともに腫れは治まっていきますので過度にご心配いただく必要はないと言えます。
インプラントの手術が1回で済む場合と、2回で済む場合の違いは何ですか?
顎の骨の状態が良好な場合、1回の手術でインプラントの埋入から上部構造の露出までを行うことができる“1回法”での治療が可能になります。一方、2回法とはインプラントの一般的な治療方法で、埋入と上部構造の露出を2回に分けて行います。
患者様の顎の骨に状態により、手術が1回で済む場合と、2回の手術が必要な場合があります。
インプラントの費用について
消費税別で表記しています。
インプラント | 350,000円~ |
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