歯石取り(歯石除去)・歯のクリーニングの重要性
歯石取り(歯石除去)・歯のクリーニングでは、歯垢(プラーク)が石灰化したものである歯石を取り除き、それにより歯周病の予防をはかります。
また病気予防だけでなく、食事などで付着した着色を落とすことも可能で、歯の白さを維持する効果もあります。
当院で行う歯のクリーニングについて
歯科医院で行う歯石除去は、“スケーラー”と呼ばれる専用器具を用いて歯と歯の間や歯の目に見える部分・見えない部分(歯肉縁上・歯肉縁下)など、ご家庭でのブラッシングでは取り除けない部分の汚れもきれいにしていきます。
ブラッシングでは歯石を落とすことはできませんが、歯科医院でのクリーニングならしっかりと除去し、歯周病予防に繋げることが可能になります。
歯のクリーニングの相場・費用について
歯科医院での歯石除去は、一般的に保険適用の場合3,300円(税込)程度で、自費診療の場合5,500~22,000円(税込)程度です。
治療目的で歯石除去を行う場合、保険適用となりますが、予防を目的に行う場合には自費診療となります。
そもそも歯石って何?
歯石とは歯垢(プラーク)が唾液により石灰化したもので、ご家庭でのブラッシングでは取り除くことができません。そのため、一度付着した歯石を除去するには、歯科医院で歯石除去・歯のクリーニングを受ける必要があります。
歯石を取らずに放置した場合のリスク
歯石をそのままにしていると、歯石表面の凸凹した部分に細菌が付着しやすくなるため、歯周病の進行を招く恐れがあります。それだけでなく、付着した細菌が嫌な臭いを発して口臭の原因となることもあります。
歯石とり(歯石除去)の頻度
患者様のお口の状態や清掃状況によっても異なりますが、一般的に歯石は3ヶ月程度で溜まるとされていますので、口腔内を清潔に保つためには3ヶ月に1回程度のペースで歯科医院へ通い、歯石除去・歯のクリーニングを受けてきれいに取り除いてもらうようにしましょう。
歯石とり・歯のクリーニングQ&A
歯石は自宅でも取れますか?
歯垢(プラーク)が石灰化したものである歯石はとても硬いため、ご家庭でのブラッシングでは取り除くことはできません。3ヶ月に1回程度のペースで歯科医院へ通い、専門的なクリーニングで除去してもらうようにしましょう。
歯が茶色っぽいのですが、歯のクリーニングをすると治りますか?
食事や喫煙などの影響により付着した歯の汚れは、クリーニングにより改善させることが可能です。ただし、加齢などを原因とする歯の変色・黄ばみはクリーニングでは改善させることができず、ホワイトニングという歯を白くするための施術が必要になります。
特に歯が痛むことがない場合は、歯のクリーニングには行かなくても大丈夫ですよね?
痛みなどの症状がなくても、病気予防のために定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けるようにしましょう。「痛みがあるから歯科医院へ行く」のではなく、「痛みがない状態をキープする」ために歯科医院は通うという考え方が大切です。
歯石を取った後の自分の歯の間に間隔が開いてしまいすごく気になっています。歯の隙間を埋める治療って何かありますか?
歯と歯の間の隙間が気になるしょうでしたら、セラミック治療で改善させることが可能です。矯正治療と違い、短期間で改善可能ですので、ご興味がございましたらお気軽に当院へお問い合わせください。